品質テスト

最高レベルの製品づくりを目指し、多岐にわたる品質テストを実施

厳格的な品質テスト

品質と耐用性を確保するために様々な状況下で使用され多様な負荷がかかることを踏まえ、製品の特性に合わせた40種類の試験を実施します。常用的なテストシーンをご紹介いたします。

転落テスト

このスーツケースは16kg(機内持ち込み用)で、回転する巨大ドラム内で転落させ、耐久性を検証します。飛行機での預け入れや、トランジットなどで荷物を移動させる際に、不意な衝撃が加わることもあるため、試験項目として採用されています。ドラムの内側には角材や板材を配置し、スーツケースのさまざまな部分にぶつかるような設計になっており、25回転落させます。

伸縮ハンドルジャークテスト

スーツケースに最大級25 kgの重りを入れた状態で、トップハンドル・メインハンドルを把持した状態で、自由落下を3000回繰り返し、ハンドルと本体及びロック等の耐久性を検証します。

キャスター走行テスト

重りを入れた状態で、模擬路面の上を走行させ、キャスターの耐久性を検証します。このスーツケースは、荷物を入れた状態で最大で総重量25kg、長時間コンクリートやアスファルト、タイルなどのさまざまな路面の上を走るため、約4時間ほど連続してキャスターを回転し続けることで、32kmの距離で実行され、破損や摩耗状態の耐久性を検証し、データ収集を行います。